股関節の疾患

股関節の主な疾患

変形性股関節症

変形性股関節症とは

変形性股関節症とは、股関節軟骨がすり減り、炎症、痛みを引き起こす病気です。関節が痛むため、関節リウマチと混同されることがあります。立ち上がる時や歩き始める時に、脚の付け根に痛みを感じます。

悪化すると、安静にしていても痛みが現れ、日常生活では足の爪切りや靴下の着脱、正座などが困難になる場合もあります。変形性股関節症の原因は、遺伝的要因や加齢、重い荷物の持ち運び、肥満などさまざまな要因が考えられます。

治療方法

変形性股関節症の治療は、まずは保存療法から始まります。薬物療法や温熱療法、冷却療法の他に、運動療法が行われます。運動療法では、関節の動きを改善し、股関節周囲の筋力を向上させることが目標です。股関節の安定性が向上することで負担が減り、痛みも軽減されることが期待されます。進行が著しく、日常生活に支障が生じる場合は手術が検討されることもあります。

変形性股関節症に対する理解と適切な治療は、患者の生活の質を向上させる重要な要素です。症状の早期発見と専門医の指導のもとでの治療が、病気の進行を遅らせる助けになります。定期的な検診や適切なケアを通じて、患者ができるだけ健康的で快適な生活を維持できるようサポートすることが必要です。

診療科目

・整形外科・一般外傷・形成外科・骨粗鬆症治療
・スポーツ整形外科・交通事故治療
・リハビリテーション科
・漢方治療

住  所

〒816-0872 福岡県春日市桜ケ丘2-15

電  話

092-586-8511

診療時間

9:00~18:00(12:30~13:30は受付時間外/日祝休診)

※午前中は8時50分、午後は13時50分より受付いたします。
学会等の都合により、診療医師や時間が変更になる場合があります。

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